実践!心法書道⑲

臨書15日目。

「化被」、今日はとても書きやすい、珍しいことに書いた9枚、どれもそれなりに好きだと思える。もちろん、懐素と同じように書くことが目標なのだが、多少違っていても書いている間や書き終えた瞬間、お、なかなかいい感じだと満足感を覚えるものが出てくるようになってきた。

それはどういうことだろうか?


初めのうちはとにかくさぐりさぐりですから、一画一画の内容を感じ取り、それが自分にそぐうのかそぐわないのか、つまりすんなり書けるのか何か抵抗を感じるのか、確認しながらでした。

自分と懐素は全くの別人ですから、すんなり書けるところでも、もちろん懐素を書いているのだという意識が強かった。それが、徐々に変わってきたのかもしれない。

もともと書きやすかったところは、懐素なのか自分なのかの意識が薄れ、地の自分になってきている。そして、自分に馴染んだ部分とまだ完全に馴染めていない部分とのつながりがスムーズになってきたのではないか。そうなってきたことで、一枚一枚それなりに自然なまとまりを作れているように思います。

少し懐素に近づいたということでしょう。うれしい。

「化被」15-9

「草木」3-7 まだまだ書き込み不足。

「頼及」3-3

「頼」の最終画の連綿、やはりまだ勢いに乗じてしまう。楽しいので仕方ないが、こらえなくては。

心法書道

人は自然の一部 自らがよりよく成長するために 大自然の理を理解したい 世界の調和は自らの内なる世界の調和から 書道はそれを可能にするとてつもない芸術です

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