人生、目を奪われたもの勝ち
去年からピラティスに通っているのですが、トレーナーの先生にこう言われました。
「とにかくいい姿勢を意識しましょう。背骨のS字を作った状態で、座っているときも、立っているときも、頭は上へ、尾てい骨は下へ、それぞれ上下に引っ張りあって、背骨と背骨の間をゆったり保つように、とにかく起きている間は、できるかぎり意識するように。」
できるかぎりと言うけれど、姿勢のことをずっと気にしているのは大変です。きょとんとしている私にさらに続けて
「人はだいたい2万回意識すると(無意識に)おちるといわれています。」
2万回か、、、1ヶ月かかるとして、1日667回、1日16時間起きているとして、1時間に42回、1.5分に1回意識する。んーーー、ほとんどぶっ通しではないか、1ヶ月は短すぎました。
心法書道では、書けない時は見ることが大事だと生徒さんたちにお話しします。
「百聞は一見に如かず」と言いますが、目から入る情報は膨大です。
そこで考えました。
全身骨のイラストではなく、美しい姿勢の人の写真を家に貼ろう。
心法書道では、見ることをとても大切にしています。
美しいものを心を開いて見ることで、自分の細胞は修正され、心は浄化されていきます。
「うわっ!」と一瞬でも目を奪われるほど魅了されと、自分という世界が澄み渡り、それはそれは気分爽快になるのです。
人生、目を奪われる体験をどれだけできるか、ワクワクします。
自転車で走っていて見つけた、コンクリートに咲くど根性スミレ。
あまりの可憐さに急ブレーキ(笑)、最近、特に小さな花に目がない。
ミョウジンスミレ
0コメント