2024年度 象英塾比叡山延暦寺の旅 ②無動寺

ロテルド比叡に宿泊、翌早朝、ホテルバスの送迎で延暦寺根本中堂のお勤めに参加。残念ながら現在、根本中堂は修繕中でその全貌は見られませんでしたが、またおいでね、ということかな。ホテルに戻り、朝食後出発。


再度ホテルのバスで行けるところまで送ってくださり、そこからは徒歩、無動寺への参道、森林浴をしながら山道をひたすら歩きます。

無動寺参道


山道を歩くときいつも思います、同じハードさの街中を歩くと思うとうんざりなのですが、山道だときつくても機嫌よく歩ける、身体中の細胞が前向きになるのがわかります、きっと山のパワーなのでしょうね。


到着して、まず護摩木を書き、阿闍梨さまの講話タイム。コーヒーと阿闍梨餅を出してくださいました。阿闍梨餅は、阿闍梨さまの笠を横から見た形になっているとか、言われて見れば、袋にその絵が描かれていますね。


千日回峰行について、その装束や、しきたりなど、実際になさったご本人のお話を直接聴けるということは、本当に貴重な体験でした。


そしていよいよ、無動寺明王堂でのお加持。

明王堂

お加持の最後は、目を閉じ手を胸前で組んで、阿闍梨さまに肩をポンポンされるのですが、とても不思議な神秘体験をしました。

絶対目を開けてはいけないといわれ、見えない状態でしたが、近づいてくる阿闍梨さまの気というのでしょうか、ものすごい圧を感じたのです。うわー、なんだなんだ、すごい何かが近づいてくる!と確かに感じられたのです。


阿闍梨さまは、千日回峰行を満行され、生身の不動明王となられるわけですが、煩悩を焼き祓うという不動明王、私の煩悩の数々がそのパワーにおののき反応したのでしょう(笑)目の前に来られて肩をポンポンされたときには、その圧はなくなっていました。


その後、玉照院の中まで入り、不動明王と辨財天さまを拝観させていただきました。

玉照院は、千日回峰行で最初に出ていく場所だそうです。

感動と神秘体験の旅、象英先生とのご縁がなかったら叶わなかったことです。

玉照院


今年主人は還暦、これ以上ないお祓いができました。たくさんのご縁に感謝して、新たなステージに邁進したいと思います。


ありがとうございます。

心法書道

人は自然の一部 自らがよりよく成長するためには 大自然の理を理解することが大切です 世界の調和の第一歩は 自らの世界が調和すること 書道はそれを可能にするとてつもない芸術です

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