懐素の境地へ 1天地玄黃 2宇宙洪荒

少ない文字に集中して時間をかけて書きこむことで、ようやくぼんやり懐素の人となりの輪郭のようなものが見えてきたくらいでしょうか。まだまだ筆づかいから懐素を感じ知っていく段階です。

これからはいろんな字と向き合っていきますが、やはり全く同じように書くことを意識して、最初からじっくり臨書します。しかし一度にたくさんではなく、今の自分の精一杯が出せた一枚が書けたら、ようやく次の一枚へと移るようにします。

千字文は、四字一句が二五〇句ならんだ中国の四言古詩、これからは『懐素の境地へ』と題して、懐素の草書千字文を四字一句を半紙1枚に、二句セットで2枚ずつUPしていきます。

懐素の境地へ、どこまで近づけるか、頑張ります。



1 天は玄(くろ)く、地は黄色

2 空間は果てしなく広く、時間は無限に続く


臨書:懐素『草書千字文』

心法書道

人は自然の一部 自らがよりよく成長するために 大自然の理を理解したい 世界の調和は自らの内なる世界の調和から 書道はそれを可能にするとてつもない芸術です

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