5月スタート 書道あれこれ講義
来月から子どもクラスを対象に、硬筆のお稽古の後、書道にまつわる様々なことをテーマに30分程度のお話をしていこうと思います。
子どもたちの好奇心を刺激して、書道ってこんなにも広い世界なんだ!と知ってもらいたいというのが私の願いです。
第一回はどんなことをしようかと思い、直接子どもたちに聞いたところ、「むかしの字を見てみたい!」というのです。
ということで、【甲骨文】を取り上げることにします。
甲骨文とは、亀甲獣骨文の略で、亀の甲羅や動物の肩甲骨などの骨に刻まれた文字のこと。現状、文字として認識されている最古の文字と言われています。
以前殷墟に訪れた時の実際の写真や、様々な文献の資料を用意しますので、みんなで古代文字の世界を訪ねてみましょう。
・甲骨文ってどんな字?
・なにを書いているの?
・なんでこんな形なの?
・今の漢字と比べてみよう!
などなど。
できるかぎり簡単に説明し、最後には【この字なんだ?読めるかな?】クイズもしてみようよと思います。
これまでの体験や見聞を伝える喜びを感じながら、新しいことを知る喜びを皆さんと分かち合えるとうれしいです。
殷墟にて 甲骨文拡大写真
殷墟にて 甲骨文研究室 発掘された亀甲獣骨片
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