懐素の境地へ 93仁慈隱惻 94造次弗離

この句からは君子の修養の方法について述べているそうで、千字文は元々二句八字でひとまとまりの意味をなしていますが、この句からは特に顕著、次の句と合わせて意味の解釈が必要になります。


93 仁慈隱惻

  人に対して慈愛やあわれいたわる心を持ち


94 造次弗離

  とっさの時にも、その心がけから離れてはならない



臨書:懐素『草書千字文』

心法書道

人は自然の一部 自らがよりよく成長するために 大自然の理を理解したい 世界の調和は自らの内なる世界の調和から 書道はそれを可能にするとてつもない芸術です

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